劇場版 仮面ライダー火男 パート9京都3日目の朝を向かえ、旅も終盤に向けて加速するだけです。先日と同じようにオッパッピーとUちゃんは女将さんが用意してくれたパンを食べるのですが、僕は別けあって食べませんでした。 理由はダイエットではないんですよ。何せ今日は山登りをしなければいけないので、腹は空かせておかなければならないのですよ。・・・え?だったら逆に食べておかないと不味いんじゃないのかって?いやいや、今回登る山にそんな常識は効かないのですよ。 まあ、それは何れ解りますよ。 と言う訳で宿を後にし、女将さんにお礼を言ってから本日の目的地である名古屋に向かう訳なのですが、その途中でこんな看板を発見・・・ 『カルピってどんな肉やねん!?』とツッコミたくなりますよね? 桜「きっとカルピスに漬け込んだお肉の事ですよ。ほら、コーラ煮があるんですし・・・」 単なる印刷ミスだと思うよ水郷ちゃん。仮に本当だったとしても美味しいかどうか怪しいしね。 と、朝からツッコミネタをしつつ駅に到着。そしてここで何時もの様に挨拶ショットを1枚・・・ よし皆!今日もブレイク限界!で行こうじゃないか! 火「このショットでこのポーズって事は・・・次はアレか?」 今までの写真のポーズと台詞から推測すれば、解る人には解ります。 と、写真を撮り終えた直後に電車が到着。すぐに電車に乗って数時間。寝たり起きたりを繰り返し・・・ 名古屋に到着だぜぃ! 相変わらずお馬鹿なノリですが、ここまできたら羞恥心なんか微塵にも感じませんよ。 さて、本日は美嶋屋でtototaroさんとデュエルをする予定があるのですが、それまで時間が結構あるので、先に山登りの方を優先したいと思います。 前もって調べてあったメモと交番での道案内を頼りに、地下鉄に乗っていりなか駅へ向かい、目印を探しながら歩いていくとそこにあったのは・・・ 本日僕等が登る山、喫茶マウンテンに到着しました。 察しの良い方ならピンと来たかもしれませんが、この日の日記で火渡が嫌がっていた場所とはここの事だったのです。 ミ「山って・・・ここは喫茶店ですよ?」 まぁ、何で山登りなのかは追々説明するから、今はネタをやらせてよミスティちゃん。 明「皆!今回の冒険はハザードレベル100のミッションだ!ここ喫茶マウンテンでは他に見ない物凄いプレシャス(料理)が眠っている。だから心して食べてくれ!伊坂、オッパッピー、U、アタック!!」 風「おぉっ!?ボウケンレッドが一瞬ナレーションかよ!ひゃははは、こいつは凄ぇじゃねぇか!」 はい!と言う訳でネタ探求の強き冒険者、『ボウケンイサカ』ただ今より仲間達と共にミッションを始めたいと思います! 雷「たかが食事をするのにそんな大げさな事にする必要があるのか?」 ふふふ、山を甞めてはいけないのだよ戒斗ちゃん。ここはある意味富士山の登山を成功させるより厳しいんだから・・・ さて、散々何か思わせぶるような言葉を言ってきましたが、いい加減ちゃんと言わないと火渡に跳び蹴りを食らってしまいそうなので、ここ喫茶マウンテンについて簡単に説明しましょう。 喫茶マウンテン 見た目はごく普通の喫茶店。しかし先ほどボウケンレッドこと明石暁チーフが言っていた通り、物凄くインパクトの強い料理がたくさんあり、いつしかマウンテン専門用語が出来るほどの喫茶店で、物好きにはたまらない。 専門用語は3つあり、1つ目はマウンテンで食事をする「登山」 因みに冷やかし厳禁で、必ず何か注文しなければならない。 2つ目はメニューを残したり気持ち悪くなったりして体調を崩してしまうという意味を表す「遭難」 そして最後の3つ目は完食を意味する「登頂」これがかなり難易度が高いそうです。なお、1人で全てを食べきった場合は単独登頂と言う。 以上の事を踏まえた上で、ここから先をお読み下さい。 雷「・・・」 ミ「・・・」 火「・・・ったく、伊坂の事だから変な事を企んでるとは思っていたが、本当に何かヤバそうな雰囲気が漂ってるな・・・おい水・・・」 桜「そんなに美味しそうな料理がいっぱいあるんですか!?それは楽しみですね!」 風「インパクト重視の料理か・・・俺様にピッタリじゃねぇか!おい伊坂、桜木、早く店に入ろうぜ!」 桜「よぉし!その単独登頂目指して頑張っちゃいますよ!」 火「お前等ボケ倒すのもいい加減にしろ!どう聞いたらそう聞こえんだよ!?」 どうやら火渡は何かを察したようですが時既に遅し。僕等はお店の中に入ります。お昼時という事もあり、少し混んでいましたが、数分待つだけで僕等も席へ案内されました。 さて、では実際にどんなメニューがあるか見てみましょう・・・ 甘口のパスタってどんだけ~!!と言いたくなりますよね? 桜「甘口のパスタ!?凄く美味しそうですね!」(じゅるり・・・) 火「パスタを甘くするなんて何を考えているんだ!?」 甘党の水郷にとっては天国かもしれませんが、辛党の火渡にとっては地獄のです。 無論、皆さんは甘党辛党関係なく、火渡のリアクションを取った事でしょう。良いんですよそれで。それが普通ですから(伊坂自身は両方OK) とまぁ上記のメニュー以外に変なメニューがゴロゴロしている訳ですよ。 で、僕は元々人気メニューのサボテンピラフを食べたかったのですが、残念ながらサボテンの在庫を切らしているそうなので諦める事に。 と言う事で3人の注文は以下の通りになりました。 オッパッピー:カレーうどん風煮込みスパ&ココアフロート Uちゃん:甘口メロンスパ&サンドイッチ 伊坂と脳内キャラs:甘口小倉抹茶スパ&味噌ピラフ ミ「わ、私たちも食べるんですか!?」 風「ひゃはは、良いじゃねぇかミスティ。どうしても食いきれなかったら俺様が全部食ってやっからよ」 ミ「は・・・はい」 桜「もし火渡さんが残しちゃったら、あたしが全部残さず食べてあげますから安心してくださいね。あ、でも出来るだけ食べてくださいね?そうじゃないと面白味がありませんから」 火「・・・はぁ・・・」(溜息) 雷「我に食事など必要ないが、まぁ付き合ってやろう」 各自決意を固め料理が届くまで暫し談笑をしていると、数分で僕が注文した甘口小倉抹茶スパが来ました。 本当に麺が抹茶ですね。 写真を見た感じでは冷やしてあるように見えますが、寧ろその逆でホッカホカ。炒めてあるので生クリームが早く解けてしまってます。 それと同時に味噌ピラフも到着・・・ こっちは普通に美味しそうな匂いが漂っています。これなら普通に完食出来るのではないでしょうか? 火「これだったら俺も食っても構わねえよ」 さて、では量が半端なく多いので麺が伸びきってしまう前に食べたいと思います。覚悟はこの特訓の時から出来ています。今までの食べ物ネタの中ではトップクラスになる事間違いなしのはずです。 では、いただきます! パクリ・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ うん、抹茶味だね。当たり前だけど 特訓の成果もあり、食えなくない事が判明したので少し安心しました。それでも甘くて油っこいのには変わりませんがね。味噌ピラフの方は何なく食べる事が可能。普通に美味しいです。 桜「いや~美味しいですねこのパスタ♪甘い物が大好きなあたしには最高ですよ・・・あれ?どうしたんですか火渡さん?青い顔して」 火「・・・気分が悪い。俺は大人しく味噌ピラフ食ってるから、このパスタは水郷が全部食って良いぞ」 桜「え?でもいいんですか?こんな美味しい物を・・・」 火「構わん。残すよりはお前みたいに残さず食べれる奴に食べてもらった方が作った奴も幸せだろ?」 桜「そうですか。じゃあ、お言葉に甘えちゃいましょっか♪」 と2人が僕の脳内で漫画みたいにズレたラブコメをやってる間にUちゃんが頼んだ甘口メロンスパが到着。 ウワ~、温カイメロン入ダヨ・・・ そしてオッパッピーが注文したカレーうどん風煮込みスパも・・・ ・・・ そして注文した全寄食が揃った写真がこちら・・・ 何このランチ風景・・・ ここまで寄食が揃うともはや呆然としてしまいますが、↓の写真のような普通の料理もあるので、普通に食事をしようと思えば何の問題もありません。 さて、ここから一気に食べきって単独登頂を目指し、tototaroさんとデュエルをする訳なのですが・・・その様子はパート10に続きます。 |